10年後の肌を守る為今から始めるノーファンデ計画

ファンデーション、メイクの基本で土台ともなるそれは、お化粧をする人なら当たり前のように使っています。
過去、まだ20代半ばだった私は、急にファンデーションを辞める事を決意しました。
ノーファンデ計画を立ててから5年、完全ノーファンデ歴3年となった私のノーファンデ計画の内容を晒します。
ファンデめんどいがきっかけ
私がノーファンデになると決意した理由です。
冒頭でも書きましたが、ファンデーションはいわばメイクの基本であり、使っている人も多いです。しかもいい歳した女性は、ファンデーション塗るのがたしなみ、当たり前みたいな社会の風潮。化粧をせざるを得ない現実。
今ここを見ている人も、何年もファンデーションを使い続けているんじゃないでしょうか?
ファンデーションは肌を綺麗に見せてくれますが、肌にとっては異物でしかありません。
毛穴を隠す為のファンデーションの粉は、どんどん毛穴の奥深くへ侵入していき、普段のメイク落としではなかなか落ちない頑固な角栓の原因になります。
結果、ファンデーションを塗らないと肌が汚いという悪循環に。
でもとにかくめんどくさい

毎朝、洗顔 → 化粧水 → 乳液 → 下地 → ファンデーションって当たり前のように時間を割いていたのですが普通にめんどくさい。
ファンデーションの仕上がりが肌の調子によって左右されることもめんどくさい。
起きてこの行為に時間を割くより眠りたい。
浮いたり、ムラになったり、よれてくるし…粉ふいたり、会社やバイト先でもつきまとってくる「メイク直し」の時間。ファンデーションを付ける前の下地やコンシーラー、ああ鬱陶しい!

おば

アキヲ
※15の夜 / 尾崎豊
肌を綺麗にすればファンデーションいらない説
冷静に考えたら、肌がキレイならそもそもファンデーションなんていらないじゃない。
という発想に至り、さすがにもう「赤ちゃんの肌!」みたいなのは厳しいけど……。
ファンデーションを塗って肌の老化を早めてしまうより、塗らなくても人に見せられる肌を目指そう
という考えに変わりました。
でもぶっちゃけ最初は、ノーファンデとか夢だろうと思ってました。
ノーファンデの魅力
ノーファンデ計画を立ててから5年ほど立ちますが、最初の2年は完全にノーファンデだったわけじゃないです。
現在は脱ファンデーションして、年中ノーファンデです。私の経験も織り交ぜてノーファンデの魅力を書いていきます。
脱ファンデーションで何が変わる?
ファンデーションを使わないメリット
- 化粧くずれを気にしなくて済む
- メイクの時間が短くなる
- 肌へのストレスが激減
- 入念なメイク落としが必要じゃない
- ファンデーションに頼らなくなることで自身の肌をより気にかけれるようになる
つまり、とにかく楽です。これから、私のノーファンデへの道のりを書いていきますが、是非、ノーファンデ計画の参考にしてください。
いきなりは無理

いきなり完全ノーファンデ! は厳しいと思います。別に人様に素肌を気兼ねなく見せれるなら全然OKですが。
私の場合、当時は接客業だったのでいきなり素肌は精神的ブラクラかもしれないと思い、断念しました。
まずは肌の調子を整えてあげるところから、ゆっくり、徐々にやっていきました。
ファンデーションの見直し
いきなりファンデーションをやめてしまうと、これまでファンデーションで毛穴に根を詰めまくった肌を露呈してしまうことになります。
肌の調子を整えることを意識して、ファンデーションをやめるつもりでファンデーションを見直す事が完全ノーファンデへの第一歩です。
ミネラルファンデーションに移行
ミネラルファンデーションとは?

1970年代に手術や火傷のあとをカバーする為に、お肌にトラブルがある人でも使えるようにアメリカのドクターによって開発されたものです。
お肌にほとんど負担をかけない天然ミネラル成分でできており、クレンジングを使わずに石けんや洗顔料だけで落とせる便利さに、ハリウッドセレブの間で人気となり、日本でも発売されるようになりました。
普段使っているファンデーションをミネラルファンデーションに変えるだけでも、これまでかけていた肌への負担が軽減できます。
ミネラル成分とは、酸化亜鉛、酸化チタン、マイカ、酸化鉄などの成分のことです。
ミネラルファンデーションの定義
- 合成着色料フリー
- タルクフリー
- 賦形剤フリー
- 鉱物油フリー
- 合成香料フリー
日本のミネラルファンデーションにはちょっと注意
実は日本では明確な定義が存在していません。
主成分がミネラルであることには変わりないのですが、それ以外の成分がナチュラルであろうとなかろうと、ミネラルファンデーションと謳えてしまいます。
また、ミネラル成分がほんのちょぴっとしか配合されていなくても、ミネラルファンデーションとして売り出されています。商品によって品質に差があるので、使う前にパッケージや公式サイトなどで成分を確認しましょう。
こんなミネラルファンデーションを選ぼう
- 成分表に表示されている成分が少ないもの
- ミネラル成分の配合量を確認
- より負担の少ないパウダータイプ
ミネラル成分を混ぜただけというシンプルな処方だからこそ、ノーファンデに近付けます。
ミネラルファンデーションの欠点・デメリット
肌への負担を軽減するように作られているため、普通のファンデーションよりカバー力が劣るのが欠点でもあります。
ミネラルファンデーションの宣伝でカバー力があるなんて言っている人たちがいますが、パウダータイプのミネラルファンデーションにカバー力を求めない方が良いです。
あくまでも何もないよりはある方がマシ精神と、紫外線対策はしておこうという魂胆です。
元の肌をナチュラルに隠せるのと、肌に負担のかかりにくいのがミネラルファンデーションのありがたいところです。
オススメの国産ミネラルファンデーション
ミネラルファンデーション選びって難しいのですが、ノーファンデに移行するにあたって私がオススメするメーカーは2つだけです。
レイチェルワイン ミネラルメイクアップ
全成分
マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカ、酸化鉄、ラウロイルリシン、水酸化Al
完全ノーファンデに移行するのにちょうどいいミネラルファンデーションです。カバー力はそんなにありませんが、だからこそ本物のミネラルコスメだと思っています。
レイチェルワインのいいところ
- 日本人のために開発されている
- 余計なものが一切入っていない
- カラー展開が12色と豊富
- お試しセットのブラシがいい感じ
- SPF27 PA++
商品名 | ミネラルメイクアップ トライアルセット | |
---|---|---|
値段 | ||
その他 | クレジットカード可 楽天ペイ・Amazon Pay可 30日間返金保証あり |
※トライアルセットは最下部になります。
エトヴォス 各種ミネラルファンデーション
こちらも国産で、ミネラルファンデーションだけでも幅広い展開をされています。雑貨店なんかでもよく見かけますよね。おすすめです!
全成分(ディアミネラルファンデーション)
マイカ、シリカ、酸化亜鉛、ステアリン酸、酸化チタン、水酸化Al、酸化鉄
エトヴォスも、配合成分が10種類以下でかなりお肌に優しいです。
エトヴォスのいいところ
- 日本人のために開発されている
- 余計なものが一切入っていない
- 皮脂を含んでも変色しにくい精製度の高いマイカを使用
- SPF25 PA++
商品名 | エトヴォス スターターキット | |
---|---|---|
値段 | ||
その他 | クレジットカード可 Amazon Pay可 未開封8日間返金保証あり |
見ての通り、どちらも必要最低限の成分なので、より優しくナチュラルに肌を整えてくれます。
どちらかと言えば、お試しセットが色々詰め込まれているエトヴォスをおすすめしたいですが、レイチェルワインのブラシも捨てがたいんですよね。
使い心地に関してはどちらもかる~い感じで、まぁ同じような感じです。値段で決めちゃっていいと思います。私はどっちかといえばエトヴォスが好きです。
肌の調子が整ってきたら顔全体から部分使いへ
ファンデーションの前に使う下地に関しては、普通のファンデーションに比べると肌への負担は少ないです。今使っているものが自分の肌に合っていれば、そのまま使用していいでしょう。
- 下地 → ミネラルファンデーションを顔全体に
- 下地 → ミネラルファンデーションを部分使い
- 下地のみ
- ノーファンデーション!
と、徐々に移行していきたいところ。
いざというときのためにミネラルファンデーションも常備しておきましょう。
普段のスキンケアも簡単に!
徐々にノーファンデに移行することで、スキンケアの大切さにも気付きます。同時に、これまで行ってきた過度なケアが必要じゃなくなってきます。
脱クレンジング

ミネラルファンデーションに移行して、クレンジングがいらなくなりました。
マスカラやアイラインも最近はクレンジング要らずのものが多いのでそれらを使うように。
クレンジング剤は肌への摩擦が高く、界面活性剤が含まれているものがほとんどです。
クレンジング剤自体は、角栓のケアに使えるので辞める必要はありませんが、今まで「メイク落とし」として毎日のクレンジングはもうしなくて良くなります。
肌に必要な油分まで落としてしまったり、はたまたクレンジング剤そのものが肌に残ってしまったり、乾燥の原因になったりと、合わないことも多かったのでこれはありがたかったです。
過度に洗わない

ファンデーションを無くすことで、クレンジングが不要になり、洗顔のみになったのですがこちらも過度な洗顔をしなくなりました。
それまでは毎回洗顔料を使っていましたが、ファンデーションをしている時よりも汚れていないのでそこまでする必要が無くなりました。
朝はお湯のみ。
洗うより、保湿

洗うことより、保湿を大事にするようになりました。素肌で人前に出るようになったので、スキンケアは割と頑張っています。

鳥

おば
と言っても単純なことで、毛穴が開かないようにするのと、乾燥しないように気をつけているだけです。
毎日のケア(化粧水+乳液+美容液等) + たまに低刺激なシートパックやコットンパックをしたり。スチーマーも当てて。
化粧水は、ハンドプレスでもコットンでもどっちでもいいと思いますが、私は美顔器を使用しています。
まとめ
ノーファンデはこれから先の年齢肌を考えると、出来るうちから出来る歳までやるのがいいと個人的に思っています。
ファンデーションというダメージの根源を付けなくて済むので、トライできる人はトライした方が良いです。
いきなりは無理かもしれませんが、ミネラルファンデーションを取り入れて徐々にノーファンデ計画始めてみませんか?