エステティシャンとかいう超絶ブラックな職業

2019年3月17日


元エステティシャンです。

エステティシャンといえば、女性として憧れを持つことも多いであろう仕事ですが、現実はそう甘くはありませんでした。私はですが。

私が働いていたサロンは、個人的にはかなりブラックな部類でした。

あまりのブラックさに心が折れて風俗嬢になるまでの事と、これからエステティシャンになりたいという人にむけて色々書いてみようかなと思いました。

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私がエステティシャンになったきっかけ


私がエステティシャンになったのは17歳の頃でした。

若い頃から美容というジャンルに興味があり、浅はかながら将来は「カリスマエステティシャン」になる、と夢を見ていました。

当時はボウリング場で働きながら一人暮らしをしていたのですが、ボウリング場の支配人が結構アレな人で。その人のせいで職場の人間関係がギスギスしておりました。

おまけにアルバイトですから、給料はみじんこレベルです。

そんな中、休みの日に市内を歩いていたらキャッチの人に声をかけられます。
手に持っているのはパウダー洗顔の試供品でした。

そういうのは欲しいので受け取って離れようとしたら、相手はその手を離すこと無く着いてくるのです。

友人とふたり、思わず足を止めてしまいました。

話を聞くと、今となってはもう覚えていませんがとても興味深くて、気付いたらエステサロンの中に来ていました。

そうして、無料で自分の毛穴をブラックライトで見てもらい驚愕したのもつかの間……

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おねえさん

うちで働かない? 考えておいて

と興味深いことを言われました。

私は以前からエステティシャンになりたかったのもあり、すぐにそのサロンで働くことを決意しました。

休みがない


あとから知ったのは、外での声掛けの際、18歳以上なら契約を勧めるトーク、18歳以下なら職場に勧誘する、というルールでした。

つまり、先日声をかけられてスタッフとなったのは私が17歳だったからでした。
すごいな、と思いつつも騙された感も否めませんでした。

全国に展開している有名なサロンでしたが、毎月、個人に売上ノルマが課せられていて、月末になると売り上げランキングがFAXで送られてきます。

働いてる全ての人の名前がランキングとなって送られてくるのは、なかなかプレッシャーです。

最初の頃は、頑張るぞ、と意気込んで多い時は月に60万円ぐらい給料をもらった事もあります。
ですが、每日每日通りで声をかける行為にも疲れるし、営業トークも大体断られるので参ってきます。

普通に出勤してたらノルマが達成できないので、本来は休日でも出勤します。

2ヶ月に1回休みがあればいい方でした。

当時はタバコを吸っていたのですが、ストレスがひどく1日3箱も吸うようになっていました。

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エステティシャンってもっときらびやかなものだと思ってた
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おねえさん

ただただ、ノルマが怖いのよ

朝早く、夜は遅くまで残業

挙句の果てに、每日宿題が出されます。
美容の勉強だったり、トークの内容を変えるとかそういった内容です。

家に帰っても宿題をやらないといけないのです。

学生の頃のように、やってませんじゃ済みません。仕事なので。

每日残業は当たり前で、電車は終電なんてことも当たり前でした。

生まれて初めて、終電で降りる駅を過ぎてしまいました。

電車で1時間、駅から徒歩30分のところに住んでいたので帰りが1時を超えるっていうのも普通でした。

宿題があるので、寝るのは大体夜中の3時。

朝は7時には職場にいないといけないので5時起きです。

当たり前ですが、辛すぎるので強強打破とリポビタンDは必須でした。

眠いんですが頭が覚醒していて、ぐわんぐわんしながら仕事していました。

ちなみに休憩時間は15分しかありません。

その間にご飯を食べるのですが、ここまで来ると食べ物も喉を通らないんです。

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おねえさん

今日はケーキにしてみた
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私どん兵衛特盛です
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おねえさん

お互い食べれるといいね

お腹が空いているので、コンビニで何か買うのですがどれも食べられないんです。

何とか食べようと口にしても、トイレでもどすようになりました。

2日で辞める人

とにかくスタッフの入れ替わりが激しく、2日で来なくなるのが普通でした。

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またですか……
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おねえさん

あの人は1週間よ。よく持ったほうだわ

持って一週間です。

皆、急に来なくなります。

社長や昔からいるスタッフはそんなことには慣れているので、短期間で辞めた人には連絡も入れません。

3ヶ月で9人くらい辞めました。その後は数えていません。

肌には気を遣わなければならない

日々がどれだけ辛かろうが、エステティシャンですから肌は美しくないといけません。

幸い、自分の店舗の商品が合っていたようで、お客さんにも肌綺麗ですね、と言われていました。

多分、中身はボロボロでしたが。

周りのスタッフもその点は苦労していて、吹き出物をすんごいテクで隠していたりしました。

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おねえさん

このコンシーラーすごいのよ
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おお

周りがいいサロンで辛い

うちが働いていたサロンがそうだっただけで、周りの有名サロンAはノルマ無しで休みもきっちりあるところでした。

羨ましいんですが、ものすごい敵視していました。

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おまえらはいいよな
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おねえさん

休みがあってよ

こんな感じです。

心も荒んでしまう、恐ろしいエステサロン。

ついに壊れる


私はそこで1年以上働き、いろんな事を学びました。

多くは、社会の闇を。

嫌になって倒れたふりをして救急車で運ばれたり、過呼吸になったり。

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よーし倒れちゃおwwww




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きゅ……救急車来ちゃったよ

ミーティングでは、上手くいかない事が辛くなり唐突に泣き出したり。

今考えると本当に限界だったんだと思います。

今働いてたらクソ雑魚なんで多分死んでます。

そして潰れた

そのサロンは、潰れました。

というのも、うちの店舗ではなかったのですが、他県の店舗での勧誘が悪質ということで一時期テレビでニュースになり、おそらくその影響で経営が難しくなったんだと思います。

私はもう辞めていたので詳細はわからずですが、多分ノルマの為に必死だったんでしょうね。

思い返すと、私が声をかけられた時もそのスタッフはパウダー洗顔を持っている手を離さずひたすら着いてきていました。

私もそういう風に教えられました。

声をかけてもわかっている人には逃げられ、上手く店舗に誘導できても営業トークで上手くいかない、迫る売り上げランキング

美容については詳しくなったのですが、私の心と身体はズタボロになりました。

なし崩し的に風俗へ

エステサロンを辞めてから、すぐに就職先が決まりました。

今度は旅行会社でした。

ですが、エステサロンから解放された反動からか

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働くとか馬鹿じゃん
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何のために働くの

と思考がおかしな方向へ向かい、あれよあれよと風俗嬢に。

同じ店に高校の同級生がいたのですが、彼女もエステサロンを辞めて風俗嬢になったと言っていました。

実際、元エステティシャンの風俗嬢はかなり多いです。あと看護師ね。

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樹海だね、踏み入れてはいけない世界
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おねえさん

ホント。エステは闇深よ

風俗嬢になってからは、こんなに楽に稼げるのか、とノンストレスな日々を過ごしました。

神経図太くなったもんです。

それからも結婚やら引っ越しやらで、いろんな職を経験してきましたが、エステティシャンが一番しんどかったです。

エステティシャンになりたい人へ

エステティシャンは、とっても素敵な仕事だと思うし、女性として自身もつく職業だと思っています。

だけど、私の働いていた店舗のように、しんどい職場もあります。

いい職場も多いので、まず最初にノルマが無く、きちんと休みを取れるのかを確認してから働くことをおすすめします。
これはどこの職場も一緒ですが、面接の時に勇気出して確認するのって大事ですよね。

もし、私と同じ様な職場に当たると、生半可な気持ちではやっていけないと思います。

でも給料は良いので、やる気がある人にはきっとやりがいのある仕事です。

私の場合、基本給は23万でした。そこから新規契約取れた件数で上乗せされていきます。

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