ビーグレン「QuSomeローション」を元エステティシャンが徹底解析

前回は、Cセラムについて解説・説明をしていきましたが、今回は人気の化粧水、「QuSomeローション」を紐解いていきます。
今は別のものを愛用しているのでタイムリーに届けられず残念ですが、いい評価や悪い評価もまとめていますので、トライアルセットを検討している方は是非目を通してみてください。
自分は相性良かったんですが、肌が弱すぎる人はもしかすると合わない可能性もあります。合わない、という声もそこそこあります。
そのへんも説明しています。よかったら参考にしてください。
QuSomeローションとは?
ビーグレンのニキビケアトライアルセット以外の全てのトライアルセットに付いてくる化粧水です。
「17時間保湿」という長時間保湿を謳っています。本当かどうか気になる方多いと思います。
結論から言いますと、大体あってますが、さすがに17時間は厳しいかな、という印象です。
この化粧水単体で見るととても良い化粧水で、17時間保湿も嘘じゃないと思えるのですが、乾燥しやすいCセラムも使うことを考えるともう少ししっとりでもいいかな、と言う感じ。
そして、保湿はもちろんしてくれるのですが、内側から肌本来のチカラを取り戻すような機能の化粧水です。
QuSomeって何?

ビーグレンといえば「QuSome◯◯」というアイテムが多いですが、これはビーグレンが独自開発した「QuSome」というテクノロジーのこと。
肌の奥へと届けたい成分をぎゅぎゅーっとカプセルで包み込んで、奥へ届けてくれます。奥までたどり着いたカプセルはじんわりと溶けて、真皮に至るまでその美容成分が行き渡る仕組みです。
「QuSomeローション」は、このQuSomeの仕組みを化粧水に最適な形へ進化させた「チャージドキューソーム」を採用。
これにより、肌にとどまる複合成分が角層の奥深くへ行き渡り、長時間潤いを保つことができるんですね。
長時間保湿のポイントは4つの成分
いろんな美容成分が含まれていますが、中でもQuSomeローションの特徴とも言える成分は以下の4つ。
ホメオシールド
海藻「フカスセラツス」から抽出されるエキス。
含まれている「ホメオシールド」には、高い保湿効果と肌の水分量をコントロールしてくれる効果があります。
即効性がありながら長時間効果が持続するので、朝付けると夕方まで乾燥しないと言われるほど。
ターンオーバーの正常化も促してくれる成分です。
アッケシソウエキス

アカザ科植物「アッケシソウ」から抽出されるエキスで、肌のハリを高めます。
セラミドとも相性がよく、内側から肌のバリア機能を正常化してくれます。
VCエチル

ビタミンC誘導体の中でもビタミンC含有率が高いのが特徴。
従来のビタミンC誘導体と違い、即効性があるのと、長く効果を保てます。
EDP3

オリゴペプチドは、肌を活性化し代謝を促進させます。
ターンオーバーを促進し正常化をはかり、肌を若返らせる効果があります。
主にこれら4つの成分が角層の奥深くまで浸透し、肌に潤いを与えながら、本来の肌の力を引き出していってくれます。
QuSomeローションの全成分と説明
QuSomeローションに配合されている全成分と、その説明です。
専門的にはなりますが、なるべくわかりやすく簡単に書いていますので、気になる成分がある方は参考にしてくださいね。
QuSomeローション全成分
水、プロパンジオール、BG、ジミリスチン酸PEG-12グリセリル、ジステアリン酸PEG-23グリセリル、ラフィノース、スクワラン、ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸、3-O-エチルアスコルビン酸、オリゴペプチド-24、ピリドキシンHCI、アラントイン、ゲンチアナ根エキス、アッケシソウエキス、フカスセラツスエキス、コレステロール、グリセリン、エチルヘキシルグリセリン、乳酸、ステアラミドプロピルジメチルアミン、フェノキシエタノール、EDTA-2Na
見ての通りいろんな成分が入っています。
基本的に美容効果が高い成分が多く含まれています。
QuSomeローション成分の解説
今回は成分が多いので畳んでいます。
↓の青い文字をクリック・タップすると全成分の特徴がダダーっと表示されます。
長いので面倒な人は飛ばして次の項目を見ちゃって大丈夫ですよ♪
成分から見る効果と注意点
成分を見ると、美容成分がふんだんに詰め込まれているのがわかります。
シミ、くすみ、しわ、たるみ、毛穴の開き、乾燥肌など、様々な肌悩みの方が使える化粧水です。
保湿力が高く、こわばっている肌を柔らかくする効果が高いのがよくわかります。
実際にQuSomeローションの説明にも同じように書いてあります。
肌が弱い私が使ってみた!

おば
私のスキンケア事情
- ベビーものでも稀に染みる
- Arougeも稀に染みる
- ハトムギ化粧水なら大丈夫だけど稀に染みる
- 結構な乾燥肌
QuSomeローションを使うと……
- 調子が悪い時は染みた事もあったけどハトムギ化粧水と同じくらい大丈夫だった
- コットンでしっかり馴染ませると夕方になっても乾燥気にならず
実際に使うとわかるのですが、テクスチャは意外にもさらりとしています。
つけた感じはちょっとぬるりとしていて、なかなか蒸発しません。コットンで抑えてもコットンが乾かないです。
ビーグレンをライン使いしていると、このヌルッとした感じもすぐに引いていきます。
朝起きた時すべすべで感動します(主にCセラムの影響)。
QuSomeローション注意点
注意点も結構あります。
QuSomeローションの注意点
- 多くの成分が入っている為どれかが合わず刺激を感じる可能性がある
- 成分自体は美容効果が高いが、すこ~し刺激の強いものもあるので敏感肌の人は注意
- ビタミンCの影響で乾燥する可能性も。化粧水後の保湿ケアもしっかりと
まず、ビタミンC特有の皮脂の分泌を抑える作用によって、乾燥しやすい肌になったり、ビタミンCそのものが刺激を与えてしまうこともあります。
ビタミンCって最強の美容成分なんですが、合わない人は結構います。こればかりは使ってみないとわかりませんが……。
とにかく声を大にして言いたいのは……
「Cセラム使うならQuSomeローションを疎かにしてはいけない」
これです。
QuSomeローションもCセラムもすごく良いスキンケア化粧品なんですが、適当に使うと乾燥します。
ちゃんとしっかりなじませて使うと乾燥してないさらすべ肌になります。
でも元がものすごい乾燥肌の人には正直おすすめできません。
乾燥の原因は一概には言えませんが、やはりビタミンCの影響の可能性が高いです。この後に使う、高濃度ビタミンC美容液「Cセラム」の影響もかなり関係していると思います。
使い続けると肌に馴染んできて調子が良くなる人もいれば、ひたすら合わない人もいますし、たくさんの成分が入っているので、どれかが合わないという可能性もあります。
判断が難しいのですが、自分でそれを見極めるためのトライアルセットですね。レビュー見てると結構混乱しますよね。人によって全然違うので。
どのトライアルセットがおすすめ?
QuSomeローションは、「ニキビケアトライアルセット」以外の全てのトライアルセットに付いてきます。
目的別に選びたいのですが、同じ値段でも入っているものが多かったり少なかったりします。
私の一番のオススメは「たるみ・ほうれい線ケア トライアルセット」です。

鳥

おば
トライアルセット比較
商品名 | 内容 |
---|---|
ホワイトケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeホワイトクリーム1.9、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
毛穴ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーゲルクリーム |
たるみ・ほうれい線ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、QuSomeリフト、Cセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
ニキビ跡ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
ニキビケア | クレイウォッシュ、クレイローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーゲルクリーム |
目元ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、トータルリペア アイセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
乾燥・保湿ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
エイジングケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeレチノA、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
目的別にほんの少し内容が違いますが、値段は全て同じです。一番無難なのは「乾燥・保湿ケア」ですが、お得感がありません。
次いで肌トラブルの原因になりにくいのは「たるみ・ほうれい線ケア」、若い子なら「毛穴ケア」やQuSomeローションは入っていませんが「ニキビケア」がオススメです。
「QuSomeレチノA」の入っている「エイジングケア トライアルセット」も個人的にめっちゃオススメなんですが、肌トラブルを起こすこともあるので、ここではオススメしません。
ビーグレントライアルセットを試してみる
商品名 | ビーグレン各種トライアルセット | |
---|---|---|
値段 | 1,980円 | |
その他 | クレジットカード可 トライアルセットも返金・返品可(手数料負担) |
おわりに
QuSomeローションまとめ
- 肌機能を高める化粧水なので肌そのものの改善に役立つ
- 浸透力が高く、配合成分により長時間潤いを実感できる
- ビタミンCの影響で染みたり赤くなる可能性もある
- 多くの成分が入っているためそれらが合わない可能性もある
- ビーグレン独自の「QuSome」テクノロジーで、肌の奥まで届く= 効果が期待できる
ビーグレンの「QuSomeローション」はこんな商品です。
どの化粧品もそうですが、良いところ、悪いところは必ずあります。
ビーグレンの広告、記事はこのブログも含め他にもたくさんありますが、Twitterのプロモーションみたいな「いいところ」しか書いてないのは本当良くないです。
ビーグレンって、肌に良い成分が惜しみなく使われていて、ビーグレン側も肌のこと考えて作ってるなぁと思うし、とても優秀なスキンケアラインなんですが、全体を通して見てみると人によっては合わない成分が使われていたりします。
ハイドロキノン、ビタミンC、レチノールなど。
ちゃんと向き合えば本当に美肌のためとなる成分なのですが、いい評価だけ見て買ってしまって、合わなくて騙された! みたいな人も少なからずいると思うのです。
そういうコメントをよく見ます。一人でも多くの人に何が危険で何が良いのか、届けばいいなと思っています。
また、これ以外の商品についても書いていこうと思います。