ビーグレン「Cセラム」を元エステティシャンが徹底解析

ネット上でよく見かけるビーグレンの紹介記事ですが、あまりに数が多くステマだステマだ、と言われています。
先に言っておきますが、肌が弱すぎる人にはオススメできません。でも、そうじゃない人にはぜひ使ってみてもらいたいスキンケア化粧品です。
今回は、ビーグレンの中でも人気の美容液「Cセラム」にスポットを当て、効果やデメリットを解析・解説していきます。
まず、Cセラムは、超高濃度でしかも肌に届きやすいビタミンC美容液です。ここに関しては全く嘘はなく、ステマだと言われてしまうのはアフィリエイトや集客方法のせいですね(^_^;)
また、ビタミンCそのものは優秀なんですが、結構リスクの高い成分です。それを理解せず買われて、肌に合わずにステマじゃん!!! となる方も多いです。
私個人としては効果の出やすいいいスキンケアラインだと思っています。1年以上使った上で言ってます。
Cセラム って?
ビーグレンの商品の中でも「Cセラム」という高濃度ビタミンCの美容液は非常に人気の高い商品です。
全てのトライアルセットについてくる、ビーグレンイチオシの美容液で、注目すべき成分は名前の通り、ビタミンCです。
ビタミンCが浸透するQuSomeとは?
ビタミンCは一般的に、肌の奥へは届かないと言われていますが、「Cセラム」は、ビタミンCなのにきちんと肌に届くようになっています。

これは、ビーグレン独自の浸透テクノロジー「QuSome」のおかげ。カプセルにぎゅぎゅっと凝縮されたビタミンCが、肌の奥まで届き、そこで成分が深く広く染み渡るようになっています。
使い続けることで美白効果や、毛穴の引き締まった感じ、シワやたるみの改善といったビタミンCによる美肌効果が期待できます。
ビタミンCの効果・効能がすごい
ビタミンCと言えば、美白効果やシミ・くすみ対策といったイメージが強いと思いますが、皮膚科や美容業界でもかなり注目されている成分です。
専門家による実験で、ビタミンCを作れない遺伝子破壊マウスを体内のビタミンCが不足した状態にして長期間飼育、及び観察した結果、ビタミンCの欠乏したマウスの寿命が通常の4分の1にまで短縮しました。
つまり、ビタミンCが不足すると老化が速まってしまうという事が判明。ビーグレンはそこに着目したんですね。
ビタミンCの肌への美容効果をざっと挙げてみますが……
ビタミンCの肌への美容効果・効能
- メラニンの生成を抑制
- コラーゲン、ヒアルロン酸等を生み出す線維芽細胞を増やす
- しわ・たるみ予防
- 肌にぷるんとした弾力を与える
- 毛穴をきゅっと引き締める
- DNAを修復する
- 肌のキメを整える
- 美白効果(しみ・くすみ)
- 酸化防止 = アンチエイジング
こんな感じでかなり様々な効果が期待できます。

鳥

おば
Cセラムの全成分と説明
少し専門的になってきますが、高濃度ビタミンC美容液を謳っている「Cセラム」の成分を見てみましょう。
Cセラムの全成分
PG、アスコルビン酸、レシチン、ポリアクリルアミド、 (C13,14)イソパラフィン、ラウレス-7
これが「Cセラム」の全成分になります。見ての通りめっちゃシンプルなんです。
ほとんどの美容効果をビタミンCに頼っています。
Cセラムの配合成分解説
ひとつずつ成分をかる~く解説していきます。
- PG
- グリセリンと似た保湿剤ですが、グリセリンよりも粘度が低くさらっとしていながらも、同じくらい吸湿性があるのが感触が特徴です。刺激やアレルギーもほとんど心配がない、安全な成分です。
- アスコルビン酸
- ビタミンCの化学名の事です。
- レシチン
- マメ科植物である大豆または卵黄より抽出されたリン脂質から成る天然の乳化剤(界面活性剤)です。
ビタミンCと一緒に摂るとアセチルコリンが多く分泌され、肌のたるみの改善につながります。 - ポリアクリルアミド
- 増粘剤の事です。乳化安定剤及び粘度調整剤として使用されます。
皮膚刺激などもほとんどなく、アレルギー報告もないので安全な成分と言われています。 - (C13,14)イソパラフィン
- 合成の液状油です。皮膚の表面を覆って水分の蒸発を防ぐエモリエント効果があります。
ワセリンの大部分に含まれているので安全であると言えます。 - ラウレス-7
- 乳化剤、合成界面活性剤、可溶化剤、保湿剤です。
後ろの数字が低いほど刺激が強く、高ければ刺激が低くなります。
数値が10未満の場合はわずかに皮膚刺激が起こる可能性がありますが、アレルギー報告はほとんどないので比較的安全な成分です。
Cセラムの効果と注意点
成分表を見たら、保湿とたるみ予防に効果的なビタミンC美容液という事がわかります。そして、比較的肌トラブルの起きにくい美容液だということも見て取れます。

ビタミンC美容液としては非常に優れていますし、効果があって当然ぐらいな品物なんですが、それが故にもちろん注意点もあります。
Cセラム使用の注意点
- ビタミンCの皮脂を抑える効果が働く為、前後にきちんと別の保湿をしないと乾燥する
- ビタミンCそのものの刺激が強く、肌に乗せるとピリピリすることがある
- 肌が弱すぎる人は刺激がある可能性がある
ビタミンCがそもそも刺激が強い!
これ、あまり説明されて無いことが多いのですが、そもそもビタミンCの刺激って結構強いので、染みるのは当たり前、みたいなところもあります。
ビタミンCそのものの刺激が合わないという人、多いです。レビューでもピリついた、という評価が結構ありますよね? 私も日によってはピリつく事がありました。
乾燥する
他のスキンケア化粧品と同じように使ってるとものの見事に乾燥してしまいます。
ビタミンCの皮脂コントロールの力本当に半端ないです。なので、乾燥肌の方でこれから使う予定のある方は前後の保湿も心がけるようにしましょう。
逆に言えば、乾燥を如実に実感する程ビタミンCが配合されている=きちんと肌に届いていて美容効果も期待できるとポジティブに考えましょう(笑)
安い市販のビタミンC化粧品があまり乾燥しないのは気持ち程度の配合量だからです。
使い方を工夫しないと合わない可能性大
ビタミンCが肌にもたらす美容効果は大きいですが、上記のように刺激と乾燥が必ず付きまとってきます。
これがデメリットでもあるんですが、少量ずつ使って肌に慣らしていったり、しっかりとした保湿を心がけることでレビューでよく見かけるトラブルを回避することができます。
私の場合1年ほどビーグレンを使っていましたが、Cセラムは日によって使わない日もありました。
それでも、使えばきちんと肌のキメは整ってツルすべ肌を維持できてたので、やっぱビタミンCすごいなーって感じです。
肌が弱い私が使ってみた感想

おば
私のスキンケア事情
- ベビーものでも稀に染みる
- Arougeも稀に染みる
- ハトムギ化粧水なら大丈夫だけど稀に染みる
- 結構な乾燥肌
こんな感じで結構肌弱めです(^_^;)
「Cセラム」を使ってダメだったところ
- 顔の産毛を剃った後は剃った部分がしばらくジリジリする
- じんわりと温かい仕様が調子が悪い時はピリつく
- 前後のケアを適当にしてしまうとすぐ乾燥してくる
結構刺激強めです。強めだけど……
保湿を徹底したら最高だった
個人的には染みることよりも、乾燥のほうが気になったのですが、しっかりと保湿を意識して前後のスキンケアきっちり行うと、ビーグレン最高と感じました。
結構しつこめに化粧水を肌になじませ、Cセラム後のクリームも結構たっぷり使いました。
だいぶ保湿をしてもビタミンCの皮脂コントロール効果のおかげで、ベタつきが残らず肌の調子が整ってきます。
兎にも角にもビーグレンのラインの中でもこのCセラムの影響がかなり大きく、もったりとしていた肌をつるつるすべすべ肌に変えてくれました。
肌が乾いてるのではなく、潤いを保ったままスルスルすべすべなんです。この肌の触り心地は病みつきになりますよ。
メラノCCを使った事ある人はこれに近い経験をしているかと思うのですが、あれの更にサラサラ版って感じです。
炎症が消えた
それから、髪の毛をブリーチした後にできてしまった皮膚のかぶれが生え際に沿ってびっしりとニキビのようになっていたのですが、Cセラムを使ったら次の日に消え去りました。
これが一番驚きました。いやほんとに。めっちゃ染みたけどw
もしこれからトライアルセットを買う予定の方は、これまでに挙げたメリット・デメリットを是非参考にしてみてくださいね。
Cセラムが人気な理由と口コミ
Cセラムは、ビーグレンの中でも特に人気で、他は買ってないけどこれだけは買っているという人も多いです。リピーターが多いです。
即効性
「QuSome」テクノロジーのおかげでビタミンCが肌へ浸透し効果が現れやすい、即効性があるからかと思います。
「Cセラム」が自分の肌に合う人は、おそらく何かしら改善されているのではないでしょうか。
そんな「Cセラム」の気になる口コミを少しまとめました。ピンをタップで開きます。
「Cセラム」の口コミはこちらをタップ・クリック
安い
美容液としては破格な5000円代で、これも人気の理由かと思います。
いい美容液は1万円超えるのが当たり前なので、肌の万能薬とも言えるビタミンC美容液「Cセラム」は、コスパがよく、様々な肌悩みの人が使えるいい美容液だと言うのがわかります。
どのトライアルセットがおすすめ?
トライアルセットもやたらありますが、私のオススメは「たるみ・ほうれい線ケア トライアルセット」です。
ベタベタするのが嫌な若い学生さんなんかは「ニキビケア トライアルセット」、「毛穴ケア トライアルセット」がおすすめ。
ビーグレン トライアルセット比較
商品名 | 内容 |
---|---|
ホワイトケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeホワイトクリーム1.9、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
毛穴ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーゲルクリーム |
たるみ・ほうれい線ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、QuSomeリフト、Cセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
ニキビ跡ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
ニキビケア | クレイウォッシュ、クレイローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーゲルクリーム |
目元ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、トータルリペア アイセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
乾燥・保湿ケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
エイジングケア | クレイウォッシュ、QuSomeローション、Cセラム、QuSomeレチノA、QuSomeモイスチャーリッチクリーム |
「QuSomeレチノA」の入っている「エイジングケア トライアルセット」も良いのですが、人によっては配合成分のレチノールによって肌トラブルを起こすこともあるので、注意。是非、参考にしてみてください。
トライアルセットを試してみる
商品名 | ビーグレン各種トライアルセット | |
---|---|---|
値段 | 1,980円 | |
その他 | クレジットカード可 トライアルセットも返金・返品可(手数料負担) |
おわりに
Cセラムについてまとめ
- マルチな効能・効果があり年齢や肌悩みを選ばず使える
- ビタミンCを扱う美容液の中でも効果が高い
- 高すぎない値段なので手に取りやすい
- ビタミンCの配合量が多いので前後で保湿をしておかないと乾燥しやすい
- ビタミンC特有の刺激があるので肌が弱すぎる人には向かない
- ビーグレン独自の「QuSome」テクノロジーで、肌の奥まで届く= 効果が期待できる
ビーグレンの「Cセラム」はこんな商品です。
正直、合う合わないは個人差なので、判断が難しいのですが、「誰にでも合う」商品ではないのは確かです。売れている商品なので合わない評価も多く見えますが、確実に効果が出た、と言う人の方が多いです。
まずはいきなり現品ではなく、トライアルセットを試してみるのが良いです。
ステマじゃない実際の口コミを見極めるのも大切なポイントかと思います。